
1:2021/04/06(火) 08:00:38.82ID:KvDs/Efp9 乗り物ニュース 4/6(火) 6:20
元々は別会社の2路線だった
大阪市の「キタ」と「ミナミ」を結び、市内を一周する大阪環状線。線路が環状になり、現在の路線名になってから、2021年4月25日で60年を迎えます。
歴史を紐解くと、今の環状線で旅客営業が始まったのは1895(明治28)年5月28日、大阪鉄道が天王寺〜玉造間を開業したのが最初です。同年10月17日には早くも梅田(現:大阪)まで延伸開業、「キタ」と「ミナミ」が結ばれます。
続いて1898(明治31)年、西成鉄道が大阪〜安治川口間を開業します。
1900(明治33)年に大阪鉄道は関西鉄道へ合併。関西鉄道はその後現在の和歌山線や紀勢本線をはじめ、関西東部の路線を多数有する大企業に成長していきます。
その後1907(明治40)年に関西鉄道と西成鉄道は国有化され、1909(明治42)年10月にはそれぞれ保有していた路線は「城東線」「西成線」という路線名称となり、1943(昭和18)年には直通運転を開始します。