
1:2020/11/04(水) 05:52:33.16ID:tISr+fRa9 新型コロナウイルスの影響で休職や失業に追い込まれ、日々の暮らしに苦しむ人が後を絶たない。
困窮者を支援する認定NPO法人「自立生活サポートセンター・もやい」(東京都新宿区)などによる食品配布には、多い日で例年の2倍以上の人が並ぶ。
今年はコロナ禍でクリスマスなど祭事関連の仕事があてにできないとの見方もあり、年末に向けて困窮者の生活がさらに苦しくなることも予想される。
「住まいと仕事が欲しい」。10月上旬、都庁周辺で行われた食品配布に並んだ男性(34)は、声を落とした。
5月に勤め先のイベント会社が、新型コロナの影響で倒産。仕事と並行してダンサーの夢をかなえるため活動し、借金が230万円ある。
職探しはうまくいかず、1カ月ほど前に家賃が払えず住まいも失った。
野宿中に荷物を盗まれて財布と身分証をなくし、入居予定のシェアハウスもあきらめた。
居場所がなく、夜は自転車でうろうろしている。持ち物はこの自転車と充電切れの携帯電話だけ。
「微熱がある。体調が悪いのに(公的支援の窓口に)相談するのは申し訳なくて控えている」
また、食品をもらった若いカップルは「2時間半並んだ」。2人とも生活が不安定で、この日は「野宿かもしれない」と漏らした。
列には高齢者や外国人もおり、初めて利用する人も。収入減などで困窮した人の家賃を支給する住居確保給付金を受けながら、食に困って訪れた人もいた。
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