
1:2020/05/29(金) 19:33:54.36ID:Ww63DItn9 1989年に登場した5代目 トヨタ セリカ(T180型)は、コンポーネントを先代から引き継ぎ進化をさせている。四輪駆動のスポーツモデル GT-FOUR のリアデフには、日本車初のトルセンリミテッド・スリップ・デフを装着。さらに1990年、日本車として初めて世界ラリー選手権(WRC)でドライバーズタイトルを獲得した。
■骨格を受け継ぎながらも大きく進化
1989年にフルモデルチェンジした5代目 トヨタ セリカ(T180型)は、4代目から丸みのあるデザインや基本骨格を引き継いでいるが、中身は大きな進化を遂げている。
サスペンションの剛性を引き上げ、エンジンは2.0L(3S型)へ統一。四輪駆動モデル「GT-FOUR」のリアデフにはトルセンリミテッド・スリップ・デフを装着し走行性能を底上げ。また、ボディをワイド化し、クロスミッションを搭載した「GT-FOURラリー」を設定した。
1990年、ボディタイプにコンバーチブルを追加し、四輪操舵システムの4WSを搭載したグレードも用意。上級グレードのTYPE-Gには本革シートを装備し、ワイドボディの四輪駆動「GT-FOUR」は、アドバンスを示すAが冠された「GT-FOUR A」となる。また、1991年の小改良では、WRCホモロゲーションモデル「GT-FOUR RC」を5000台限定で生産し、うち1800台が日本で販売された。
■強敵ランチアを抑えた歴史的なラリーマシン
5代目 セリカでもWRCに参戦していたトヨタは、ラリーの世界で圧倒的強さを見せていたランチアを抑え、カルロス・サインツがドライバーズタイトルを獲得。これは、日本車メーカー初のWRCドライバーズタイトル獲得という快挙である。
また、トヨタ セリカは、1993年にユハ・カンクネンがドライバーズタイトルを獲得、さらに日本車初のマニュファクチャラーズタイトルも獲得した。
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Originally posted 2020-08-04 11:21:11.