【環境】気候変動の最たる要因は「富」を求める行動にある、ベーシックインカムの保障など経済的パラダイムの変化は必須 [かわる★]

1:2020/07/19(日) 14:05:32.51ID:DAfPAdMd9 「裕福さ」は基本的によいものとして考えられ、世界中の多くの人が豊かになることを求めて暮らしています。しかし、地球環境を悪化させている主たる要因がこの「豊かさ」であり、今後、エネルギーの技術革新が起こっても過剰消費が続く限り環境破壊は止まらないと、環境科学者・エンジニア・物理学者・経済学者から構成された研究チームが警告しています。

Scientists’ warning on affluence | Nature Communications
https://www.nature.com/articles/s41467-020-16941-y

近年の研究で、環境に大きなインパクトを与える要因は「テクノロジー」と「消費」の2つだと考えられてきました。これには多くの研究者が同意するところですが、ここ数十年は2つのうち主に「消費」が世界各国の影響要因として特に指摘されています。

裕福な人々と政府が存在する国は、大量消費と充足したライフスタイルを促進する既得権益が存在します。個人の選択は他者や情報に左右されるため、このような既得権益によって人々は「大量消費」のライフサイクルに閉じ込められてしまうとのこと。

このメカニズムのカギとなるのが「Positional consumption」(地位消費)という考えです。ウォーウィック大学教授のフレッド・ハーシュ氏は社会的希少性によって少数の人しか手に入れられない財を「positional good」(地位財)と呼び、人は基本的な欲求を満たすと地位財を求めだし、これが経済成長を生み出すと述べています。しかし、全ての人々が地位財を求め出すと、消費の全体量が増加してしまいます。先進国の「平均的な生活」には地位財が多く含まれているため、先進国の人々が平均的な生活を求めた結果、世界的には大量消費と環境破壊が引き起こされているというわけです。

環境破壊や気候変動を止めるアイデアとして再生可能エネルギーの貯蔵や二酸化炭素の回収といった新しい技術が実現されようとしていますが、消費が環境に与える影響がテクノロジーのそれを上回っている限り、技術革新によって地球環境への影響は抑えられません。

今回の研究に参加したオーストラリアのニューサウスウェールズ大学の環境エンジニアであるトミー・ウィードマン氏はこの点について、「テクノロジーはエネルギーやリソースを抑える効率的な消費に役立ちますが、技術革新はこれまでにないレベルの私たちの消費の増加に追いつきません」と問題を指摘しています。

また同様に論文著者の1人であるイギリスにあるリーズ大学の環境経済学者のジュリア・スタインバーガー氏は「悪化する気候危機から私たちを守るには、『裕福であることや富を持つことは本質的によいことだ』という考え方に挑戦し、不平等を減らすほかありません」と述べました。

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Author: kokohenjp

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